生物物理若手の会夏の学校で講演

第64回生物物理若手の会夏の学校@定山渓温泉で科学技術コミュニケーションのお話をしました。

私が担当していた学部授業「北海道大学の今を知る」を受講していた学生さんが夏の学校の校長を担うということで、お声がけいただきました。当時は学部1年生でしたが今はもう院生。「科学技術コミュニケーション」を憶えていてくれてありがたいことです。

夏の学校は学生のみで運営し、学生のみが参加する企画ですが、全国からかなりの数の学生があつまり4日間にわたって開かれる大規模なものです。こうやって若いうちから組織力とネットワークを培っているんだなぁ・・・こういう分野はやはり強い。

かわいいデザインも学生さんによるそうです

講演では科学技術コミュニケーションの基本的な考えかたについてお話しましたが、特にこの会と関連して異分野越境という観点を少しくわえました。夏の学校に集まっている学生さんの分野は「生物物理」という括りではありますが、かなり広い。私の後は、CoSTEPの池田貴子さんが実践に基づいて具体的なお話をしました。2名でバランスのよい内容になったのかなとおもいます。

企画から当日まで、主催者の皆様には非常に丁寧に進めていただきました。ありがとうございます。参加者に何か持ち帰れるメッセージが伝われば何よりです。