伸びるタワーと潜るドリル

性格からして、JAXAよりJAMSTEC、ロケットより潜水艦、海より川、近代的高層建築より江戸時代の石切り場の坑道が好きなのですが、やはりそうは言ってもスカイツリーは外せません。
何より完成した姿はこれから先いくらでも見られますが、つくり途中の姿は今しか見られません。

TK大で毎週ミーティングしている部屋から徐々に伸びるスカイツリーを見てきましたが、やっと間近に見に行きました。

押上駅を出るとビルの陰から巨大な姿が!

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カメラはNikon P6100。あまりにでかくてフレームに収まりきらない。
やはりD700を持って来ればよかったと思いつつ、それでもそれなりの広角レンズがなきゃだめですね。

京成橋から望む。

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周辺は雑居ビルやアパートが立ち並ぶふつーの街ですが、新しい駅ビルも建てられ、北十間川もあわせて整備中なので、きれいになるのでしょう。
が、かえって古ーいコンクリ3面張りの川や張り巡らされた電線があったほうが風景としては面白い。

周辺はお土産屋さんなどができ、スカイツリー特需にわいていました。
足元の騒動と空に伸びる巨塊。

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現在594m。600m越えまであとわずか。

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すこし路地に入ると古い町並み。そこから見上げるスカイツリー。

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飛行機雲と。

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2月頭に羽田から札幌に飛んだとき、機上からスカイツリーを見ることができましたが、やはり異様に巨大でした。

さて、話は冒頭にもどって、空に突き上げられる塔の逆で、下にもぐるというので思い出すのが「地球深海ドリリング計画」

ドリル! ドリリング!!というだけで燃えるのは男の子の証拠。
巨塔もドリルも極めてファリックシンボリックなものです。

で、下の話じゃなくて真面目な話で、どうもアッパー系のタワーやロケットに比べると、ダウン系のしんかい6500や地球深部探査船「ちきゅう」は注目度がいまいち低い(ような気がする)ことが残念でならない。

はやぶさが注目され、はやぶさ2の予算が満額認められる一方、2009年末の事業仕分けでドリリング計画は1-2割減といわれたり・・

しかし!深海や地底に深く静かに潜る、見えないもの(見えにくいもの)を見る、見せる、これこそ燃える。

けっこう充実したサイトもあります。
さらに燃えるコンテンツが望まれます。