Re: genesis 第2話

Re:genesisの第2回上映会では第2話「クローン」を視聴。朝だったので参加者は我が娘のみ…最後KさんとIさんが見ていましたが。

(真剣に見ている…)

【あらすじ】
トロントへ向かうバスの中で感染者が発生した。バスの乗客は全員隔離され、NorBACのメンバーも駆けつける。所長のキャロラインは取り調べで、ほぼすべての感染者と接触したデイジー親娘を見つけ出す。生まればかりの娘のDNAを検査すると、血液と喉粘膜のサンプルで配列に違いがあった。デイビッドはその奇妙な配列から、なぜ発症しないのかを突き止める。そしてキャロラインはデイジーに、父親は誰なのかを厳しく尋問する。父親の旅券は偽造で、デイジーが聞いていた名前も職業も全て嘘だった。
一方、クローンと名乗る少年ミックが持ってきたサンプルをNorBACで検査すると、彼と彼の兄のDNA配列は一致していた。ミックは本当にクローンなのだろうか?

【感想】
スピード感と緊迫感が増し、ようやく話がのってきました。ラストも次回が気になる展開。第1話は複線らしきシーンが冒頭にあって展開がだるだる。今回、保因者がはっきり示されるが、第1話の原題が「Baby Bomb」なんで速攻でネタばれしてるがな…
さて、今回は赤ん坊が発症しない原因がsiRNAで説明される。この「トリック」も第1回のトリプレットと同じく、狭い範囲内では理屈はあうが、うーんしかしそれで本当に発症しないのかね… 喉から血噴き出して死ぬんじゃないだろか。
さておき、SFで描かれる事柄でより重視すべきは科学技術そのものではなく、それによって揺り動かされる人や社会。あんまり突っ込むのは無粋というもの。デイジーの「夫」は思想的・政治的になんらか社会に対する攻撃性があることが仄めかされる。やはりRe:genesisは姿が見えないテロの時代を描いたドラマなんである。