大学院科目「サイエンスカフェ-組織と運営」の履修学生によって企画・準備を進めてきた第8回東工大サイエンスカフェ「香りの不思議サイエンス」の当日がついに来ました。
会場は大岡山駅すぐ前、TK大のTokyo Tech Front(蔵前工業館)の2階。エクセルシオールカフェのすぐ上です。
テーマは「香り」プルースト効果を話題にすることなどから、紅茶を2種類用意。
今回はデザインが得意な学生がおり、かなりハイクオリティなポスター、ウェブサイト、当日のペーパーアイテムができました。
そのおかげか、来場者の7割が女性という今までにない結果に。
ガムを鼻をつまんで食べると、何味かわからなくなる実験を通して、「味」には香りが重要な役割を果たしていることを実感してもらいました。
ゲストには東工大の中本高道先生をお招きし、嗅覚ディスプレイについてお話していただきました。
嗅覚ディスプレイとは、複数種類の香りを調合させ、任意の時に発生させることができる装置です。
映像と組み合わせることで、よりリアルな情報を伝えることができます。
ゲストのお話を受け、香りの未来について話し合い。
日が落ち、カフェ終了から40分くらいはお客さんが残ってそれぞれお話を楽しんでいました。
カフェの上でさりげなくサイエンスカフェが開かれている風景というのもなかなかよいものです。
こんな風景があちこちで見られたら、と思うと少し楽しくなってきます。
打ち上げでは学生から花束を貰ってしまいました。
私が学生のときはそんなこと微塵も考えてませんでした・・・
コミュニケーション能力高えぇ!!