モヒカン・シグナス・ベトナム機

11月5日に北大で開催されるBSEに関する討論型世論調査(DP)の討論イベントを見学するために羽田第2へ。
そこで3種類のレア機体と遭遇。

15:15 58番乗降口

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モヒカンジェット(ボーイング767-300:機体番号JA602A)との遭遇は12月22日の新千歳に続いて2回目。

モヒカンジェットを見て上機嫌のところ、ふと見るとC滑走路に政府専用機が着陸後、タキシング中。

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その先にはもう一機も。

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政府専用機(ボーイング747-400)は2機あり、基本的にペアで運用されています。
コールサインはシグナス01、シグナス02
(このコールサインは訓練・任務外移動時のもの。要人輸送の任務時はJapanese Airforce 001/002)

政府専用機専用駐機スポット近くの建物には赤地に黄色い星のベトナム国旗がはためいていました。

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ベトナムから帰って来たのかな?と思っていたのですが、あとで調べたら違いました。
首相動静watcherによると、野田総理がフランスでのG20に参加するために、政府専用機で羽田を発ったのは2日の19時17分とのことでした。
ですのでおそらくこの時は、政府専用機の基地である新千歳からフェリーされてきた時だったと思われます。

ではなぜベトナム国旗が?
31日にべトナムの首相が来日しており、原発の輸出について合意したことが報じられていましたが、その後も首相は日本に滞在し、この日に離日されたようです。
シグナスの隣に駐機されている、濃い青緑色に塗装された明らかな外国機が気になっていましたが、これがグエン・タン・ズン首相が搭乗したベトナム航空のボーイング777-200ERでした。
来日の様子はこちらのサイトに詳細→「Airmanの飛行機写真館【号外】ベトナム首相、日本へようこそ!」

15時半ごろ、グエン首相が搭乗する時間だったのでしょうか、政府専用機駐機スポット側の窓にロールカーテンがかけられました。

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ということでえらい人はさておき、私はAirDoにのって一路新千歳へ。

(2011.11.6掲載)