国際フォーラム2日目の朝、部屋から外を見ると路面がぬれていました。
今は雨季なので毎日朝方に軽い雨が降るようです。
2日目の今日から講演や、学生による発表が行われます。
8時から開会し、キックオフはナノファイバー研究の谷岡明彦先生によるキーノートレクチャー。
キーノート2番目は原子力化学工学、プラズマ工学の鈴木正昭先生によるレクチャー
福島第一事故と現状の解説、そして工学的にどのように安全を確保するか、というお話。
質疑では海外の先生だけではなく、日本の学生からも質問が多くあがりました。
東電は津波に対して安全率をどれだけとるべきだったかというような、必ずしも鈴木先生の研究分野ではない質問もでました。
しかしそれが有事において周辺分野の専門家が直面する「責任」なのだと改めて思いました。
今は原子力関連分野の研究者がそれに直面していますが、他の分野でもその可能性はあるのです。
いずれにせよ、問題意識を持つ学生が東工大にも少なからずいて勇気づけられました。
キーノートの後は10時5分から学生の発表です。
私は会場設営をやった後、先生方が発表評価につかう評価シートの配布や回収、写真撮影などなど。
3部屋で18時まで発表が続き、今日はお開きです。
その後同じ研究室の社会人博士Nさんと、国際フォーラムで毎年再開しているO研助教のWさんと、ロイヤル・ハワイアン・センターをぶらつき「北京海鮮中華」で夕食。
明日は座長をやった後、テクニカルツアー、そしてバンケットとちょっとハードな一日です。