科学技術のデュアルユース性とELSI(2023年度自然史科学特別講義IV・1)

受講者募集中

科学技術は、人類の発展をもたらすだけでなく、人類に危害をもたらすという二面性を持ちます。その二面性は、デュアルユース問題と呼ばれます。さらにデュアルユース問題は、軍事と民生の垣根を超える両用可能性という側面もあります。そしてデュアルユース問題は、科学技術の領域を超えて、倫理・法(政治)・社会的な課題(ELSI)をもたらします。そのうえ、これらの問題は、正解がないうえ、不可逆的な《究極の選択》という性質も有しています。
本講義では、核、宇宙、バイオ、サイバー、AIなど多岐にわたるデュアルユース問題の概要を理解し、生じうるELSIを受講者とともに考察します。

日時: 2023年8月28日(月)-29日(火)9:00-17:00
場所: 理学部5号館5-103
講師: 大庭弘継(立教大学 人工知能科学研究科 特任教授)
担当: 川本思心(北海道大学 大学院理学研究院 准教授)ssn (a) sci.hokudai.ac.jp
授業コード:p23048547・シラバス
※北大大学院生以外で興味がある方は上記メールアドレスにご連絡ください。

授業計画:
8月28日(月)
 1)09:30-11:00 デュアルユース問題とELSIの概要
 2)11:15-12:30 事例:核・原子力
 3)13:30-15:15 事例:宇宙開発
 4)15:30-17:00 事例:生命工学
8月29日(火)
 5)09:30-11:00 事例:サイバー技術
 6)11:15-12:30 事例:人工知性(AI)
 7)13:30-15:15 事例:未踏技術(SF技術)
 8)15:30-17:00 正解なき《究極の選択》
※9月4・5日に開講する「先端生命科学のデュアルユース性」と併せて受講することを強く推奨します

参考図書: 『軍事研究を哲学する:科学技術とデュアルユース』出口康夫・大庭弘継 編者(昭和堂 2022)ISBN: 4812221293

適宜情報を更新していきます(20230225掲載/0725修正/0809教室確定/0827時刻誤り修正)