荒木さんが調査地で修士研究を中間発表

M2の荒木さんは洞爺湖有珠山ジオパークをフィールドに修士研究にとりくんでいます。フィールド研究は地域の方々のご協力があって初めて可能になるものであり、また科学技術コミュニケーション研究はその成果を実践や現場にもどしていくことが不可欠です。今回、機会をいただき、「科学と地域を統合する洞爺湖有珠火山マイスターの専門知」と題して、12月13日に荒木さんが壮瞥町で発表をしました。

昼前に札幌を出発。まずサミット記念館にあるジオパーク事務局にお邪魔して軽く事前打ち合わせ
会場はサミット記念館から車で10分ほどの壮瞥町にある施設ミナミナ。後ろに見えるのは昭和新山と有珠山
発表をする荒木さん。学術的な背景や先行研究については割愛して、結果についてわかりやすく発表
壮瞥町ジオパーク推進室の加賀谷にれさんによる発表「海外のジオパークから、世界を考える~中東、ヨルダンを例に」。
最後は会場を交えて自由に意見交換。マイスターの制度についても活発な議論がかわされ、荒木さんの研究にも大きな示唆をいただきました

荒木さんコメント

この研究発表も、普段からお世話になっている洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会事務局の皆様や、火山マイスターの皆様の協力があって開催できたものです。お世話になった方々、また興味を持ってきてくださった方のお顔を見ながら研究のご報告ができたことは、私にとって忘れられない、とても楽しく濃密な時間となりました。
学生ながら、私の研究を受け入れてくださったこと、この場を借りて感謝申し上げます。

 

ジオパークがつなげる地域と世界
日時 2023年12月13日16時~18時10分
場所 地域のあそびばミナミナ(北海道有珠郡壮瞥町滝之町385-11)
主催 壮瞥町地域おこし協力隊
共催 洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会