吉田省子先生をお招きして拡大ゼミを開催しました。リスクコミュニケーションの専門家として有名かもしれませんが、物理学史・天文学史を長年研究していらっしゃいます。
今回は「群像:平山清次 – 阿部良夫 – 土井不曇 ある天文学者のまわりの知的環境:1920〜1935」と題して発表していただきました。
今回吉田先生に発表をお願いした経緯は、川本が船山馨の小説『石狩平野』に登場する「北大で理論物理の講義もしているという、温和な学者肌の社長」とは誰をモデルにしているのか気になっていたところ、「それは阿部良夫ですよ」と教えていただいたことに端を発します。
発表では東大物理出身の3名それぞれの研究と、3者の関係についてお話していただきました。ちなみに阿部良夫は本科学史研究室の源流にもあたります。
阿部良夫は北海道新聞の前身のひとつである北海タイムスの社長でもありました。北大と道新は現在包括連携協定を結んでいます。むかしから縁が深いことを改めて認識しました。