湯の里デスク

ゴールデンウィークに帰省し、ニセコに行ってきました。
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羊蹄山に傘がかかっており、案の定翌日は雨。

今年は雪が溶けるのが遅いようです。
チセヌプリから岩内に抜けるニセコパノラマラインはまだ通行止めでした。

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天気がいまいちだったりなんだったりしたので、
ニセコの道の駅にパンフレットが置いてあった「湯の里デスク」に行ってみることに。これが大当たりでした。

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湯の里デスクは、2001年度を最後に閉校した湯の里小学校を改装した工房。木の家具や小物などを作製しています。

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「改装」と言っても3331 Arts Chiyodaとは異なり、その範囲は最小限。
その代わり小学校の雰囲気がそのままいきています。
校舎内にはカフェ「yuno cafe」もあり、くつろぐこともできます。

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体育館が作業場になっており、玉入れのカゴやポールなども作業道具として再利用されていました。
広いので作業場としては活用しやすかったそうですが、やはり冬はとても寒いそうです。
お仕事中にも関わらず、スタッフの方といろいろお話させていただきました。ありがとうございます。

前から欲しいと思っていた時計スタンドがあったので、スタッフの方によい木目のものを選んでいただいて購入。

木製品と小学校という場所、そして「ニセコ」(蘭越町)という地域性は非常に馴染みがよいと感じました。
多くの人がもつ小学校という場所や、北海道・ニセコ地域のもつスローなイメージ、大切な物感と、シンプルで長持ちする湯の里デスクの木製品のイメージがマッチしていました。
学校の再利用には重要な観点かもしれません。

3331 Arts Chiyodaと湯の里デスクという、学校再利用施設のエントリが続いて思い出しましたが、中学のころ夕張に宿泊学習か何かで行ったときはファミリースクールふれあいによく泊まりました。
当時は中学生だったのであまりよいイメージを持ちませんでしたが、
だいぶ年をとった今泊まるとまた違った印象を受けるかもしれません。

【おまけ】
北海道の場合、使われなくなった建物は放っておくと、文字通り潰れてしまいます。
写真は昆布温泉の閉鎖された某ホテル

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