つかないライト

私は自転車通勤していますが、以前使っていたライトを紛失してから、普通のマグライトをバンドでトップチューブにとめて使用していました。 しかし、いいかげん自転車用ライトをつけようと思い購入。 ところが包装を解いて早々、スイッチをいれてもピカリともしません。 そこで解剖することにしました。楽しい解剖! ・ライトは近所のホームセンターで購入したGATERAサイクルライトKE-114(1,579円)
  >複数LED、点灯と点滅の選択が可能、側方からの高視認性、防水性、単4電池使用という条件に合致
  >安かったのと真っ白い自転車ライトを今までつけたことが無いため面白いと思い購入 ・しかし開封して早々つかないので解剖
  >本体上部のスイッチには磁石が入っており、スイッチ部と本体内部の間に開口部はなく防水性を保つ構造
  >電池ボックス側にも目立った機械的なスイッチはない   →磁石によって開閉するリードスイッチと判明   >このライトのスイッチ磁石とは別の、強めの磁石を電池ボックスのスイッチ部分にあてるがやはりつかない

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【写真 奥左:LED部分 奥右:本体カバー 手前:電池ボックス】

・さらに電池ボックス前方カバーを外す
  >リードスイッチとつながっている導線の上に、もう一本の導線がかぶさっていることを発見
  >二本の導線が交差しないようにすこし曲げて平行にする

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【写真 右側(写真上側)の導線にリードスイッチがあるが、もう一本導線が走っている。写真は平行に直した状態】

 磁石を近づけると無事点灯しました。

このライトはレンズの形状のせいか、照射先にいくつかの光のスポットができてしまいます。
以前使用していたCateye HL-EL450やHL-EL400に比べるとやはり見劣りがしますが、この値段であればこんなものでしょうか。
また、面白いとおもった白いボディも自分の自転車にはあまり合いませんでした・・・

でも自転車用ライトは自転車につけて使うだけではありません。
私は、自転車から降りたときは取り外し、かばんに入れておいて懐中電灯として利用しています(KE-114にはストラップを付けられる穴が開いている)。
実際使う事はほとんどありませんが、なくて非常に困った事も過去にありますので、備えあれば憂いなし。

山田五郎アワー「新マニア解体新書」のフラッシュライトマニアの回で、マニアの方が「いざという時に備えていますから」というようなことをおっしゃっていました。
マニアさんの部屋中に備えられている多種多様なライトに「いざっていつだよ! どんだけつかうの!?」と思いましたが、気持ちはよーく判る気がします。